秋の六甲山4〜森林植物園
森林植物園のハイカー用の門、東門から入って15分ほど歩くと森林植物園の中でも最も紅葉が美しい長谷池の畔に出ます。今年は日中と夜の寒暖差が激しい日が多かったせいか、例年になく色づきが見事でした。もう5年間、毎年この時期に森林植物園に来ていますが、こんなに美しい紅葉と出会ったのは初めてです。
紅葉に彩られた長谷池のほとりの道。ここまで歩いて来た疲れが吹き飛ぶほどの美しさです。
雲のあいだから一瞬だけ射した太陽の光を浴びて、モミジの葉が赤く輝きます。
透過光で輝くモミジの葉。紅葉は遠くから見てもきれいですが、木の下に入り込んで透過光で見てもきれいです。
まだ色づいていない緑のモミジと、一枝すでに真っ赤に色づいたモミジ。緑と赤のコントラストがいいですね。
この枝は、いまちょうど色が変わっていく途中。赤や黄色、オレンジ、緑色などさまざまな色が混じっています。
これもモミジの一種なのでしょうか。先が三つに分かれた特徴的な形をしています。
長谷池のほとりを赤や黄色、オレンジ色、緑色の葉が美しく飾っています。ここは春の桜の時期もきれいですが、色彩的にはやはり秋ですね。
午後になって大きな雲が出始め、太陽がときどきさえぎられました。木の下に潜り込んで、じっと雲の切れ間から光がさす瞬間をじっと待ちます。
まるで光の洪水のような紅葉の色彩の世界。見ているうちに、そこからこの世界の向こう側にあるもう一つの世界、美そのものの世界に吸い込まれてゆきそうになります。
長谷池から、シアトルの森に移動しました。この森では、日本のモミジではなく、アメリカやカナダで見られるようなメープルの紅葉が楽しめます。
久しぶりに行われた「ヤッホー会」、お天気と仲間に恵まれて最高に豊かな恵みのひと時でした。山道を歩いて疲れたはずなのですが、むしろ体に力が蘇ったような気がします。神様から与えられたこの恵みに生かされて、また明日からの福音宣教に励んでいきたいと思います。
