フォト・ライブラリー(450)秋吉台のカルスト台地と秋芳洞

秋吉台カルスト台地秋芳洞

 車の運転にもだいぶ慣れてきたので、教会から1時間ほどのところにある国定公園秋吉台までドライブしてきました。

 痩せた石灰岩の台地に広がる広大な草原。まるで外国のような、それでいてどこか懐かしいような、そんな不思議な光景が広がっていました。

 あちこちに転がっている石灰岩。雨に削られ、とがった形をしています。

 ハルジオンの咲く遊歩道。心が安らぎ、やさしい気持ちになれる道です。

 道端に咲いたハルジオン。地味な花ですが、この大草原にはよく似合います。

 秋吉台の地下に広がる巨大な鍾乳洞「秋芳洞」。入り口となる岩の裂け目は、まさに地底世界への入り口という感じです。

 鍾乳洞の中に一歩入ると、その大きさに圧倒されます。入り口からは想像もできないほどの広がりです。

 地底を流れる川。この流れが石灰岩を削り取り、大きな鍾乳洞を作り出しました。

 「百枚皿」と呼ばれる自然の造形美。神様がなさることは本当に不思議です。

 巨大な地下空間。真っ暗闇の中で、スポットライトの光だけを頼りに先に進んでゆきます。

 「黄金柱」と呼ばれる巨大な石筍。これだけ成長するのに、いったい何万年かかったことでしょう。

 スポットライトを浴びて、青い光を放つ地底湖。神秘的な風景です。

 「岩窟王」と名付けられた大きな石筍と、巨大な地下のホール。洞窟の主という感じがする岩です。

 洞窟の入り口から射した光。暗闇の中を歩き回ったあとでは、とてもほっとする光です。

 再び光の世界へ。地上と地底の両側から大自然を満喫することができる秋吉台。機会があれば、ぜひ皆さんもお訪ね下さい。