青森県・奥入瀬渓流の紅葉/後半
明け方まで降っていた雨が上がり、快晴に恵まれたこの日の奥入瀬渓流。空気が澄みきっています。
清らかな川のせせらぎを聞きながら、十和田湖を目指します。途中の道は、ほとんどすべてが見どころです。
奥入瀬渓流の中でも最も美しいと言われる「阿修羅の流れ」。まるで一枚の日本画のような風景です。
川のぎりぎりまで迫まる岩肌も、色とりどりの紅葉で覆われていました。
奥入瀬渓流に流れ込む無数の滝の一つ「白糸の滝」。紅葉が、滝の美しさを際立たせています。
この辺りで3分の2まで来ました。次々と現れる美しい風景に、感動の連続です。
陽射しを浴びて輝く紅葉の木々と、泡立った渓流の白い流れ。見事なコントラストです。
岩を噛んで流れる清流。まさに「せせらぎ」という感じです。
流れにまで深く張り出した紅葉の枝。写真を撮り始めると、もう切りがありません。
奥入瀬渓流で一番大きな銚子大滝。ここから上は魚が登れないため、「魚止めの滝」と呼ばれています。
ようやく十和田湖まで到着しました。満々とたたえられたこの水が、奥入瀬渓流に流れ込みます。
標高が高い十和田湖畔では、紅葉が終盤を迎えていました。燃えるような紅葉の向こうに、白い遊覧船が見えます。
息を呑むほど美しい奥入瀬渓流の紅葉。すべての疲れが吹き飛び、心の底からリフレッシュすることができました。青森まで招いて下さった八戸ウルスラ学院の皆さんと、ここまで導いてくださった神に感謝。