フォト・ライブラリー(177)彼岸花咲く葛城の道1

彼岸花咲く葛城の道1

9月29日、奈良県御所市にある葛城古道を歩いてきました。たわわに実った黄金色の稲穂と炎のように真っ赤な彼岸花、澄み切った秋の青空を満喫しながら、日本の秋を満喫した1日でした。この写真は、出発点「風の森」バス停を出て間もなく出会った風景です。奈良にいるせいか「豊葦原の瑞穂の国」という日本の古い呼び名を思い出しました。

遠くに金剛山を望みながら、緩やかな坂道を上がっていきます。全長14㎞のほとんどが、舗装された歩きやすい道です。

田んぼのあぜ道の至るところに彼岸花の群落があり、まるであちこちに野火が出ているように見えました。

この辺りが「風の森」と呼ばれる地域です。さわやかな秋の風が吹き抜ける、気持ちのいい場所でした。

最初の目的地、高鴨神社で一休み。ふと上を見上げると、神社のな欄干が木洩れ日の中で真っ赤に光っていました。