フォト・ライブラリー(206)音楽で祝うクリスマス

音楽で祝うクリスマス

カトリック六甲教会の今年のクリスマスは、イエス・キリストの誕生を歌で賛美するクリスマスでした。まずは、24日の午後3時からJR六甲道駅のロータリーで行われた教会学校キャロリングの様子です。師走の街を忙しそうに行きかう人たちが、しばし足を止めては子どもたちの歌声に耳を傾け、優しい顔で立ち去っていく姿がたびたび見られました。

六甲教会ではクリスマス夜半のミサが4時半、7時、9時と3回行われましたが、その合間には混声合唱団などの有志が美しい歌声で救い主の誕生を讃えました。プロの方も交じっていて、かなり本格的です。

7時のミサの様子です。司式は、先日までサンタ姿であちこちの幼稚園や教会を東奔西走していたコリンズ神父様。堂内は400人以上の方たちで一杯になりました。

祭壇の前に置かれた飼い葉おけには、幼子イエスの像が置かれました。このミサの中心は、今日お生まれになったばかりのイエス様です。

25日のクリスマス日中のミサの後で、やはり混声合唱団などの有志によるコンサートが行われました。初めての試みでどのくらいの方が残ってくださるのか心配でしたが、200人以上の方が美しい賛美の歌声に耳を傾けました。

このコンサートの中で、「六甲教会の三大テノール」と呼ばれているお三方の"夢の競演"が実現しました。「歌で賛美する人は、2倍賛美する」というラテン語の諺がありますが、今年の六甲教会のクリスマスはいつもの何倍もたくさんの歌をちりばめたクリスマスでした。きっと幼子イエスも喜んでくれたことでしょう。