フォト・ライブラリー(314)神戸の秋の空と彩雲

神戸の秋の空と彩雲

台風が過ぎてから、すっかり秋らしくなった神戸の街。空のキャンバスに描き出される雲の絵画が毎日の楽しみになっています。神様の作品のいくつかをご紹介しましょう。

そらに向かって高くそびえる鐘楼が、空の写真を撮るときの一つの基点になります。まるで鐘楼から煙が出ているように見えるうろこ雲。右側の紅葉は、桜の木です。

小聖堂の十字架も、秋の空に映えます。「神の国」の存在を指し示す矢印のような十字架です。

おもしろい形の雲ですね。一体、何に見えるでしょうか?わたしには、大きな尾を広げた金魚のように見えました。

こちらは見事なうろこ雲。かなり高いところにできる雲です。

夕日を浴びてピンク色に染まった綿雲。まるで天使のようですね。

この季節の雲をよく見ていると、ときどきこんな彩り豊かな雲が現れることがあります。彩雲と呼ばれる現象です。

高層雲が太陽を覆い隠したときに起こる現象です。こんな雲が太陽を覆っていたら、注意深く見上げてみてください。太陽がもう一度顔を出す前に、雲の端の方の色がうっすらとオレンジやピンクに変わっているのが見えるはずです。このように、写真に撮ると肉眼よりはっきり見えますが、目を傷めないようにくれぐれも注意してください。

秋の空に描き出される雲の絵画のサイズは、一体、何号くらいになるのでしょう。地上ではありえない大きさなことは間違いありません。こんなに壮大な絵でわたしたちの目を楽しませ、心を癒してくださる神に感謝。