フォト・ライブラリー(464)敦賀への旅

敦賀への旅

 日本キリスト教団敦賀教会の伝道集会で講演させていただくため、福井県敦賀市に行ってきました。新大阪から特急サンダーバード号に乗り換えて敦賀に向かいます。

  前日は台風の影響で運休していたサンダーバード号。この日は青空に恵まれ、琵琶湖の美しい景色を眺めながら旅をすることができました。

 琵琶湖畔に広がる棚田。湖畔から、線路を挟んでずっと山の奥まで棚田が続いています。

 日本キリスト教団敦賀教会に到着。牧師の木谷誠先生を始め、たくさんの信徒の皆さんが歓迎して下さいました。

 講演会には、カトリック敦賀教会のキキ神父様や信徒の皆さんも来て下さり、エキュメニカルな雰囲気の集まりになりました。準備して下さった木谷先生と日本キリスト教団敦賀教会の皆さんに心から感謝。

 講演会終了後、歩いて数分のところにあるカトリック敦賀教会を訪ねました。とてもかわいらしい印象の教会です。

 カトリック敦賀教会のマリア像。金髪のマリア様はめずらしいですね。

 せっかく敦賀まで来たのだからということで、木谷先生と信徒の皆さんが敦賀港を案内して下さいました。

 敦賀港は、大陸と日本を結ぶ船の玄関口として栄えた港。かつて港まで伸びていた鉄道の駅が、港の資料館として公開されています。

 停泊中の船と敦賀港。長さ6キロの湾の一番奥にある港は、ほとんど波もなく、まるで湖のようです。

 ウラジオストックとの連絡船の港としても有名な敦賀港。「命のビザ」で有名な杉原千畝に助けられ、シベリア鉄道を使ってナチスから逃れてきた6000人のユダヤ人たちが日本に上陸したのもこの港からでした。その前にも、ロシア革命から逃れてきたポーランドの孤児たちを受け入れたことがある敦賀港は、別名「人道の港」と呼ばれています。

 講演会の最後に頂いた花束の中に、めずらしいブルーのカーネーションが入っていました。さわやかで美しい敦賀の街のイメージにぴったりです。すべての出会いと恵みに感謝。
★先日の東京・四ツ谷聖イグナチオ教会での講演会の様子を、クリスチャントゥデイとキリスト新聞が報道して下さいました。クリスチャントゥデイは下記のURLからご覧になれます。キリスト新聞は7月25日号の2面をご覧ください。
http://www.christiantoday.co.jp/articles/16488/20150712/katayanagi-hiroshi-mother-teresa.htm