フォト・ライブラリー(542)沖縄旅行〜4日目・斎場御嶽、首里城

沖縄旅行〜4日目・斎場御嶽首里城

沖縄での最終日、カトリック学園の教職員研修会が終わった後、世界文化遺産斎場御嶽首里城を案内してもらいました。

沖縄本島東端に位置する斎場御嶽(セーファウタキ)は、琉球王朝時代の最高の聖所。王国全体を守護する聞得大君(キコエオオキミ)がここで神事を行っていたそうです。

最高の聖所に向かう道の途中に小さな池がありました。沖縄戦のときの、艦砲射撃の跡だそうです。

ジャングルの中を歩いて、最高の聖所「三庫理」(サングーイ)に到着しました。

巨大な岩が作り出した三角形の空間。この通路の奥が最高の聖所です。

三庫理からは、木々の間に「神の島」と呼ばれる久高島が見えます。琉球王朝の開祖でる、創世神アマミキヨが天から降って最初に創った島だそうです。

聖域から降りてくる途中に、赤瓦の立派な家がありました。シーサーが家をしっかり守っています。

咲き乱れるブーゲンビリア。南国ムード満点です。

めずらしい花を見かけました。「風鈴仏桑華」といって、ハイビスカスの一種だそうです。

首里城に到着しました。入り口には有名な「守礼の門」がそびえ立っています。中国皇帝が琉球を「守礼の邦」と呼んだことにちなむ名前だそうです。

首里城の壮大な石組み。沖縄戦で完全に破壊された城を、戦後、再建したものだそうです。

赤い屋根と赤い壁が印象的な城の建物。琉球王の住まいです。

首里城の地下には、戦時中、無数の洞窟が張り巡らされ、陸軍の司令部が置かれていました。今でもその跡があちこちに残っています。

庭に咲いたハイビスカス。琉球の王様や王女様たちも、この花を楽しんだのでしょうか。

いまでは沖縄観光の目玉になっている首里城。この日も、たくさんの人たちが訪れていました。

帰りの飛行機の中から見た夕陽。わずか3泊4日の沖縄旅行でしたが、戦跡巡りや幼稚園の先生方との交流など、とても充実した恵みのときでした。「沖縄のことを、もっとよく知りたい」、そんな気持ちになりました。