2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

こころの道しるべ(85)愛し合い、助け合う

愛し合い、助け合う 孤独の痛みは、わたしたちが愛し合うために生まれてきたことを思い出させるために、無力さの痛みは、わたしたちが助け合わずに生きられないことを思い出させるためにあります。愛し合い、助け合って生きるなら、その痛みは消え去るでしょ…

バイブル・エッセイ(988)恵みの通路

恵みの通路 ヨハネがイエスに言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちに従わないので、やめさせようとしました。」イエスは言われた。「やめさせてはならない。わたしの名を使って奇跡を行い、そのすぐ後で、わたしの…

こころの道しるべ(84)心の立ち位置

心の立ち位置 傲慢な心で上から見下ろすか、謙虚な心で下から見上げるか。それによって世界の見え方はまったく変わります。世界を変えることができないならば、心の立ち位置を変えてみましょう。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言葉366』(教文館刊) ※…

バイブル・エッセイ(987)本当に偉い人

本当に偉い人 イエスと弟子たちは、ガリラヤを通って行った。しかし、イエスは人に気づかれるのを好まれなかった。それは弟子たちに、「人の子は、人々の手に引き渡され、殺される。殺されて三日の後に復活する」と言っておられたからである。弟子たちはこの…

こころの道しるべ(83)永遠の愛

永遠の愛 条件付きの愛は、相手が条件を満たさなくなれば消えてしまいます。無条件の愛は、相手に何が起ころうと決して消えることがありません。「永遠の愛」とよく言いますが、真実の愛は、初めからその中に永遠を含んでいるのです。 『こころの深呼吸~気…

バイブル・エッセイ(986)神と共に立つ

神と共に立つ イエスは、弟子たちとフィリポ・カイサリア地方の方々の村にお出かけになった。その途中、弟子たちに、「人々は、わたしのことを何者だと言っているか」と言われた。弟子たちは言った。「『洗礼者ヨハネだ』と言っています。ほかに、『エリヤだ…

こころの道しるべ(82)誰かを助けるための力

誰かを助けるための力 自分のためにやろうとするとうまく行かないことでも、誰かのためにやろうとするとうまく行くことがあります。人間には、自分のためではなく、誰かを助けるためだけに与えられた力があるのです。 『こころの深呼吸~気づきと癒やしの言…

バイブル・エッセイ(985)ぬくもりの力

ぬくもりの力 イエスはティルスの地方を去り、シドンを経てデカポリス地方を通り抜け、ガリラヤ湖へやって来られた。人々は耳が聞こえず舌の回らない人を連れて来て、その上に手を置いてくださるようにと願った。そこで、イエスはこの人だけを群衆の中から連…

こころの道しるべ(81)特別な力

特別な力 相手の欠点を見つけ出すのが得意でも、それは何の自慢にもなりません。人間が欠点だらけなのは当たり前だからです。どれだけ欠点だらけの人の中にも、必ずいいところを見つけ出すことができる力。それこそ、讃えられるべき特別な力です。 『こころ…