フォト・レポート(96)台風12号の爪痕1〜土砂崩れ

2011年9月19日(月) 台風12号の爪痕1〜土砂崩れ

カトリック新宮教会の酒井神父様のご案内で、台風12号によって甚大な被害を受けた那智勝浦町新宮市の被災地を周り、被災された方々をお見舞いしてきました。山岳部から流れ出す小川のような細い流れを含めて、この地域のほとんどすべての川が氾濫し、土砂崩れなどの被害をもたらしたとのことでした。

土砂が、道路わきのフェンスを破って流れ落ちていました。この辺りでも1人の女性が行方不明になり、まだ見つかっていないとのこと。遠くに那智勝浦の海が見える、谷あいののどかな村を襲った惨事でした。

パワーショベルを使って土砂の除去が行われていました。川沿いでは、消防団の方がたが行方不明者の捜索にあたっておられました。

山から流れ下ってきた材木です。これだけの材木が流されるとは、一体どれほどの濁流がこの村を襲ったのでしょう。

川沿いの道路は濁流の影響で歪み、あちこちで通行止めになっていました。