フォト・ライブラリー(589)広島平和記念行事2018

広島平和記念行事2018

8月6日朝、今年も広島市・世界平和記念聖堂で、原爆の投下時間8時15分に合わせて原爆犠牲者のための追悼ミサが行われました。

8月6日の平和記念公園。世界中から訪れた人々が、原爆犠牲者の慰霊のため、世界の平和のために祈りを捧げていました。

「戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命の破壊です。戦争は死です。この広島の町、この平和記念堂ほど強烈に、この真理を世界に訴えている場所はほかにありません。」ヨハネ・パウロ二世「平和アピール」

「広島を考えることは、核戦争を拒否することです。広島を考えることは、平和に対しての責任をとることです。戦争という人間がつくり出す災害の前で、『戦争は不可避なものでも必然でもない』ということを我々はみずからに言い聞かせ、考えてゆかねばなりません。」ヨハネ・パウロ二世「平和アピール」

「今この時点で、紛争解決の手段としての戦争は、許されるべきではないという固い決意をしようではありませんか。暴力と憎しみにかえて、信頼と思いやりとを持とうではありませんか。」ヨハネ・パウロ2世「平和アピール」

「神よ、わたしの声をお聞きください。そして、憎しみには愛を、不正に対しては正しさを求める堅い決意を、貧しさには分かち合いを、戦争には平和をもって応じることができるよう、知恵と力をお与え下さい。」ヨハネ・パウロ2世「平和アピール」