2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

バイブル・エッセイ(954)「これはわたしの愛する子」

「これはわたしの愛する子」 イエスは、ただペトロ、ヤコブ、ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。イエスの姿が彼らの目の前で変わり、服は真っ白に輝き、この世のどんなさらし職人の腕も及ばぬほど白くなった。エリヤがモーセと共に現れて、イエスと語り…

こころの道しるべ(54)信じる力

信じる力 幸せになるために必要なもの、愛情、信頼、人生の意味などは、どれも目に見えません。目で見ることも、手で触れることもできないものが「ある」というなら、それは「あると信じる」ということ。幸せになるには、信じる力が必要なのです。 『やさし…

バイブル・エッセイ(953)コロナ禍の荒れ野にあって

コロナ禍の荒れ野にあって “霊”はイエスを荒れ野に送り出した。イエスは四十日間そこにとどまり、サタンから誘惑を受けられた。その間、野獣と一緒におられたが、天使たちが仕えていた。ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝え…

こころの道しるべ(53)自分との関係

自分との関係 自分を嫌い、責め続けていれば、自分だけと一緒に過ごす時間、一人でいる時間は耐え難いものになるでしょう。対人関係はまず自分自身との関係を作ることから。思った通りに生きられない自分を受け入れ、愛することができますように。 『やさし…

【動画】「『やさしさの贈り物』を語る」

『やさしさの贈り物』を語る 教文館出版部のYouTubeチャンネルで、新刊『やさしさの贈り物~日々に寄り添う言葉366』に収めた言葉を解説する動画のシリーズが始まりました。毎回3-4くらいの言葉を選び、テーマごとにご紹介してゆきます。不定期での更新にな…

バイブル・エッセイ(952)奥まった部屋で祈る

奥まった部屋で祈る 「見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。だから、あなたは施しをするときには、偽善者たちが人からほめられようと会堂や街角でするように…

バイブル・エッセイ(951)心を清める

心を清める 重い皮膚病を患っている人が、イエスのところに来てひざまずいて願い、「御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」と言った。イエスが深く憐れんで、手を差し伸べてその人に触れ、「よろしい。清くなれ」と言われると、たちまち重い…

こころの道しるべ(52)やさしい人

やさしい人 「偉い人ってどんな人」と幼稚園の子どもに聞いたら、「やさしい人」とすぐ答えが返ってきました。クラスで一番偉いのは、クラスのみんなにやさしくできる人。世界で一番偉いのは、世界のみんなにやさしくできる人。そう思える心を取り戻せますよ…

バイブル・エッセイ(950)伝える幸せ

伝える幸せ (そのとき、イエスは)会堂を出て、シモンとアンデレの家に行った。ヤコブとヨハネも一緒であった。シモンのしゅうとめが熱を出して寝ていたので、人々は早速、彼女のことをイエスに話した。イエスがそばに行き、手を取って起こされると、熱は去…

心のみちしるべ(51)人間の弱さ

人間の弱さ 分の力ではどうにもならない試練に直面し、苦しみを味わった人は、人間の弱さ、命のはかなさを痛いほどよく知っている人。人間の弱さ、命のはかなさを知っている人は、誰かが苦しんでいるとき、助けの手を差し伸べずにいられない人です。 『やさ…