《藤沢・京都での講演会のご報告》


藤沢・京都での講演会のご報告

1.湘南キリスト教セミナー
 5月26日、カトリック藤沢教会で開催された湘南キリスト教セミナーでお話しさせていただきました。講演のタイトルは「闇に光を〜マザー・テレサの生涯に学ぶ」。藤沢でお話しするのは初めてのことでしたので、1994年から95年にかけてカルカッタに滞在していた頃の話から始めて、写真で見るマザーの生涯、光と闇の体験を軸にしたマザーの霊性の話をさせていただきました。
 当日、会場にはブログ、facebookmixitwitterを見て来られたという方も多く、新しい時代のコミュニケーションの可能性を実感させられました。また、場所が藤沢だったせいか、わたしの学生時代(慶応の方)の友だちやそのご家族も来てくださいました。当日の来場者数は、合わせて300人以上だったそうです。お忙しい中、会場に来てくださった皆様、セミナーを準備し、お招きくださった実行委員会の皆様、本当にありがとうございました。

2.京都ノートルダム女子大学講演会
 6月1日、昨年に引き続き、京都ノートルダム女子大学の宗教講演会でお話しさせていただきました。昨年はマザーとの出会いの話を中心にお話ししたのですが、今年は先生方からのたっての希望でマザー・テレサの「霊的な闇」という難しいテーマに焦点を当ててお話ししました。
 授業の一環ともなっている講演会で、会場に来られた方の半分くらいは18歳、19歳くらいの女子学生の皆さん。マザーの「霊的な闇」というカトリック信者でも理解しにくいことをどう話したものかと思いましたが、マザーの笑顔は、ただ神様の恵みに満たされてハッピーという笑顔ではなく、苦しみを乗り越えて神にすべてを委ねたときに生まれてきた笑顔だということで、少しわかってもらえたようでした。「苦しみが深ければ深いほど、それを乗り越えた時に生まれる笑顔は明るい」というのは、宗教を越えて人間に共通の体験なのかもしれません。来場者数は、学生さんも合わせて300人くらいだったようです。お忙しい中、会場に来てくださった皆様、準備してくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。
★会場に来られなかった方々のために、当日の配布資料をPDFでダウンロードできるようにしておきます。マザーの言葉をテーマごとに並べたものですが、これを読んでいただくことでマザーに起こった光と闇の出来事に触れていただくことができるかもしれません。
■藤沢・京都に共通の資料 京都ノートルダム女子大学・配布資料.pdf 直
■京都のみでお配りした資料 「霊的な闇」から生まれた言葉.pdf 直
※写真の解説…マザー・ハウスの中庭で、修練者やボランティア、ブラザーたちに語りかけるマザー。1995年1月撮影。