四ツ谷・新宿
埼玉の実家からの帰り道、所用でイエズス会日本管区の本部に立ち寄りました。イエズス会日本管区の本部は、聖イグナチオ教会のすぐ隣にあります。
懐かしい聖イグナチオ教会の聖堂で、しばらくお祈りしました。2008年9月22日、わたしはトマス神父、アント神父と一緒にこの聖堂で叙階の恵みを受けたのでした。あれからもう4年になろうとしています。
地下納骨堂に降りる階段のステンドグラスは、6枚の絵で簡潔にイエスの生涯を描いています。
つい最近までお元気で、いろいろとお世話になった先輩イエズス会員たちの名前が並ぶ納骨堂の壁面。この偉大な先輩たちに負けないように頑張ろうと思いました。
おなじみのマリア像。この像も、旧聖堂時代から引き継がれたものです。
8階建ての威容を誇る、我らがイエズス会日本管区の本部ビル。聖イグナチオ教会の設計者、村上晶子さんの設計によるものです。
四ツ谷での所要が済んだ後、せっかくなので夕暮れ時の関東平野を眺めて帰ろうと思い、東京都庁の展望台に上りました。
夕日が沈んだ直後、西の空に赤からオレンジ、紫、青へと変化していく美しいグラデーションが現れました。
地上ではビルに灯りがともり始め、街が昼間とはちがった姿を見せ始めました。
すっかり夜景に変わった東京。左端に見える塔がスカイツリー、神宮球場の光の向こうに見えるのが東京タワーです。久しぶりに東京に来て、あらためてその美しさに打たれました。都会には都会の美しさがありますね。
