フォト・レポート(60)アリアワン村での葬儀ミサⅡ


教会の軒先に飾られたスペイン風のクリスマス飾りです。町ではプラスチック製のものばかりですが、ここでは竹とわらで作られていました。

日本兵の孫、プッポ・アベさんです。そう言われてみれば、どこか日本人の面影があるような気もします。
葬儀ミサが終わって、昼食が配られ始めました。料理は、バナナの木の幹で作った使い捨てのお皿に盛られて配膳されていきます。

子どもたちがおいしそうに料理を食べていました。この辺りでは、スプーンもフォークも使わずに手づかみで食べるのが普通です。

食事が終わると、大人たちはすぐにべテルの実を噛み始めました。この辺りの人たちはべテルが大好きで、食事の後、ミサの後などすぐにべテルや他の草が入ったビニール袋を取り出して噛み始めます。

アリアワン村の一般的な家です。子どもたちは、ゴムの束をボール代わりにしてスィパ(蹴鞠のような遊び)をして遊んでいました。