京都、大原の紅葉2011〜宝泉院
三千院のすぐ近くにあって普段はあまり目立たない宝泉院ですが、この時期の庭園の美しさは三千院に決してひけをとりません。
普通のモミジよりも少し丸みを帯びた大きめの葉っぱが、少し緑を残した微妙な色合いに紅葉していました。
カエデとモミジの違いを御存じでしょうか。カエデは葉の形状がカエルの手に似ていることに、モミジは「紅葉す(もみじす)」という動詞に由来する名前で、実はどちらも同じものなのだそうです。
お寺の築地塀を越えて路地にまで伸びたモミジの枝です。下から透過光で眺めるときれいですね。
一枝をクローズアップしてみました。透明な秋の光の中でキラキラと輝いています。
緑や黄色、赤、オレンジなど、色とりどりのモミジの葉、まるで絵の具箱のようです。
