「マザー・テレサに学ぶキリスト教」番外編〜最後の1日


マザー・テレサに学ぶキリスト教」番外編〜最後の1日

 1997年9月5日にマザー・テレサが天に召されてから、15年が過ぎました。この節目のときに当たって、マザーの最後の1日を記した手紙を読み返してみたいと思います。マザーの帰天後、1ヶ月ほどしてカルカッタのシスターが送って下さったものです。マザーの最後の1日の様子を生き生きと書き記したこの手紙は、マザーを知るすべての人の心を打つことでしょう。マザーは最後の日も、祈りから1日を始め、人々に奉仕し、持ち前のユーモアで人々を笑わせながら過ごしたのです。
 こうして全生涯を、最後の1日、最後の一瞬まであますところなく神に捧げつくしたマザーは、たくさんの人々に見守られながら天国に旅立っていきました。ですが今も、わたしたちの心の中にはマザーが生きています。このようなすばらしい方と同じ時代に生きられたことを、神に感謝せずにはいられません。
★今回の講義録は、こちらからPDFでダウンロードすることができます。この手紙の全文は、拙著『聖なる者となりなさい』(ドン・ボスコ社)に収められています。⇒ 金曜講座・番外編「最後の一日」.pdf 直
マザー・テレサの帰天15年を記念して、9月22日10時よりカトリック六甲教会で記念行事とミサを行います。マザーを愛する方は、どなたでもお気軽にご参加ください。詳細はこちらです。⇒ マザー・テレサ帰天15年記念行事.PDF 直