京都府立植物園〜花の回廊・早春の草花展・前半
今年も京都府立植物園の芝生広場に特設された簡易温室で、「花の回廊・早春の草花展」が始まりました。温室の中に一歩入ると、そこはもう春爛漫。まだ2月だということを忘れるほど美しい世界が待っています。
温室内に所狭しと並べられた花々は、なんと200品種10000株。冬の間、職員の皆さんが手塩にかけて育て上げた花々です。ここは色とりどりのチューリップ畑。
菜の花や金魚草、ストックなどが咲き乱れる温室に、春を待ちかねた人たちが次々とやって来ます。一足早い春の散歩です。
これはセネキオというキク科の花です。鮮やかな色合いが美しいですね。
近くから見ると、また違った美しさがあります。
大輪のアイスランド・ポピー。近くから見ると、色彩の世界に吸い込まれそうになります。
こちらはマーガレット。名前もそうですが、どことなく上品な感じがする花です。
冬のあいだもずっと咲き続けていたゼラニウム。温室育ちのせいか、外で見るものよりも花の色が鮮やかなようです。
フリージアも、鮮やかな黄色の花を咲かせていました。花びらがまるで蝶の羽のように見えます。
春の花壇に欠かせない名わき役のムスカリ。フリージアのような華やかさはありませんが、清楚な美しさが魅力的です。
これは…、デイジーの一種でしょうか。
ちょっと変わった形のセイヨウオダマキ。糸巻きの形に似ていることからこの名前がついたそうです。
セネキオに似ていますが、花びらがちょっと短いシネラリア。春はやはりキク科の花が多いですね。