布引ハーブ園の初夏の花々2013
布引ハーブ園で、今年もラベンダーが開花したというニュースを聞いて、早速出かけてきました。
一部開花していましたが、まだほとんどは固い蕾。でも、ラベンダーは蕾もきれいですね。
かすかなラベンダーの香りにつつまれているうちに、心がだんだん落ちついてきました。天然のアロマ・テラピーです。
こちらはスペアミント。さまざまな種類のミントが、さわやかな緑色の葉を茂らせていました。
料理によく使われるコモンタイムも、満開を迎えていました。さすがは布引ハーブ園、おなじみのハーブが次々と現れます。
羽化したばかりのモンシロチョウを見つけました。まだ、羽が完全に開ききっていないようです。
ラベンダーと並ぶ、この時期の布引ハーブ園のもう一つの名物はバラ園。これはブラスバンドという品種です。
赤い花のあいだにときどき黄色が混じる、チャールストンという品種のバラ。とってもおしゃれですね。
幾重にも厚い花びらが重なるバラの花。まるで、豪華なドレスを身にまとっているようです。
こちらはホワイトレースフラワー。確かに、レース編みの繊細な模様のように見えます。
びっしりと小さな花を咲かせたキョウカノコ。着物の鹿の子絞りに似ていることからこの名がついたそうです。
スイス・アルプスを代表する高山植物、エーデルワイスの群落もありました。布引ハーブ園にはなんでもあります。
エーデルワイスがこんなにたくさん咲いているのを始めてみました。孤高の雰囲気を漂わせた数輪のエーデルワイスもいいですが、これはこれできれいですね。
聖書にも何回か出てくる「いのんど」。イザヤ書には、「畑の面を平らにしたなら、いのんどとクミンの種は、広く蒔き散らし、小麦は畝に、大麦は印をしたところに、裸麦は畑の端にと、種を蒔くではないか」(28:25)と記されています。
「風の丘」まで下りてくると、ハクチョウソウが大きな群落を作って咲いていました。
近くから見ると、確かに羽を広げた白鳥のような姿をしています。サギソウにもちょっと似ていますね。
鮮やかなピンクのハマナス。小一時間の散策でしたが、初夏の花の大半に出会えたような気がします。ハーブの香りと花たち美しさを通して、神様の恵みを満喫したひと時でした。