カトリック神戸地区大会in淡路2013
6月9日(日)、カトリック神戸地区の地区大会が淡路島の「しずかホール」で開催されました。わが六甲教会からは観光バス1台で50人が参加。朝早くから教会を出て、まずは明石海峡公園で淡路の自然を楽しみました。
公園では、アジサイが見ごろを迎えようとしていました。雨が少ないせいかまだ完全に色づいてはいないのですが、このくらいの色づきのアジサイもなかなか魅力的です。
かわいらしいパステル・カラーのアジサイ。これから、もっと濃いブルーになっていくのでしょう。
1本の木は、不思議なことにどの花もプルーとムラサキ、ピンクが混じり合っていました。珍しいさに惹かれてとっていると、なんとその中にこんな形のアジサイが。色といい形といい、神様からの愛のメッセージとしか言いようがありません。
鮮やかな赤に色づいていくアジサイ。葉っぱの緑によく映えます。
こちらは、西洋アジサイのアナベル。大きな花房と、清楚な白い花が特徴的です。
アジサイ以外にも、たくさんの花が咲いていました。外では少雨のために傷んでしまった花も多いのに、園内の花はどれも元気です。手入れが行き届いているのですね。
赤と紫のセージも満開でした。教会にも咲いていますが、やはりこれだけそろうと圧巻です。
まるでクリスマス・ツリーにつける綿のような、もこもこした白い花を咲かせた木。メラレウカというそうです。
目に鮮やかな新緑に包まれたカエデの木。紅葉の時期もきれいですが、新緑も決してひけをとらない美しさです。
明石海峡公園と「たこせんべいの館」に立ち寄ったあと、ようやく地区大会の会場「しずかホール」にたどり着きました。まるで、大きなヤドカリのような形をした建物です。
神戸地区11教会から、それぞれの教会を代表して集まった500人余りの人たちが、会場を埋め尽くしました。2年に1度、神戸地区が力を合わせて行うビッグ・イベントです。まずは、松浦悟郎司教司式による11教会合同のミサ。続いて、ベトナムの若者たちがバンブーダンスを披露してくれました。
赤い扇子を広げて踊りながら、たくみに竹の間を通り抜けてゆくダンス。フィリピンやタイでも見たことがあります。竹が多い東南アジアに共通のダンスなのかもしれません。
続いて、洲本教会の信者さんたちが参加している阿波踊りのグループ「葵連」が、本格的な阿波踊りを披露してくれました。まさに、会場に「躍り込んできた」という感じです。
淡路島といえば人形浄瑠璃。文楽の創始者、植村文楽軒は淡路島の出身です。おなじみの文楽人形も阿波踊りに参加していました。
最後は、踊り手さんたちが会場の通路にまで繰り出し、全員で阿波踊りを踊りました。ミサと歌、踊りを通して、11教会の信徒の心がぴったりと1つに結ばれたすばらしい地区大会でした。この地区大会をもって、わたしは4年間の司祭評議員の任期を無事に満了。間違いなく一生の思い出になるすばらしい地区大会でした。信徒の皆さんに、心から感謝せずにいられません。