秋の到来
今日から10月、本格的な秋がやって来ました。今回は、この数日に出会った、秋の深まりを感じさせる風物をご紹介したいと思います。まずは、美祢(みね)の山里で出会ったコスモスの風景から。
先週通ったときは彼岸花の赤に彩られていた美祢の山里。今週は、コスモスのピンク色に染められていました。
よそ見をして事故を起こすといけないので、車を道端に止めてじっくりと眺めることにしました。
さわやかな秋の風に揺れるコスモスたち。そのしなやかな美しさを見習いたいと思います。
田んぼの稲穂は、豊かに実のって、ほぼ垂直にまで頭を下げていました。もうすぐ新米の季節がやってきます。
道端に咲いた秋明菊(しゅうめいぎく)。名前の通り、秋の明るい陽ざしがよく似合う花です。
芙蓉(ふよう)も、あちこちで大輪の花を咲かせています。上品なピンク色です。
日本の秋の代名詞とも言うべき萩の花。草冠に秋と書いて「萩」です。
道端に咲いた萩の花。まるで何かを囁き合っているようです。
キョウカノコも秋の花を咲かせました。花が、着物の「鹿の子模様」に似ていることからつけられた名前です。
幼稚園のマリア様にお供えされた栗の実。先生が、家で獲れたと持ってきてくれました。
いつもの散歩道を歩いていたら、ふと民家の庭先からキンモクセイの甘い香りが。こんなところにキンモクセイがあったとは、気づきませんでした。
白、赤と咲き進んで、最後に咲いた黄色の彼岸花。色とりどりの花々や豊かな実りで日本の秋を飾って下さった神様に、感謝せずにいられません。