フォト・ライブラリー(494)彼岸花

彼岸花

 秋の彼岸に合わせるかのように、9月中頃になると、一斉にあちこちで花を咲かせ始める彼岸花。教会の庭や道端で見かけた彼岸花たちの美しさをお楽しみ下さい。

 美祢の県道を走っていると、あちこちに真っ赤な彼岸花の群落を見かけます。山里の秋の風景です。

 あぜ道にずらっと並んだ彼岸花。毒のある根が、あぜ道をモグラから守っているのだそうです。

 たわわに実った稲穂の金色と、燃え上がるような彼岸花の赤。秋の到来を告げるコントラストです。

 たわわに実った稲。「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」という道歌を思い出します。

 紅白の彼岸花が入り混じって咲く群落。この辺りでは、白い彼岸花をよく見かけます。

 赤と白が入り混じって咲いていると、まるでご祝儀袋の水引のように見えます。

 情熱的な赤もいいですが、上品な白もまた魅力的です。

 教会の庭に咲いた、黄色い彼岸花。この辺りでも珍しい色です。

 繊細な美しさの彼岸花。木漏れ日が、スポットライトのように当たっていました。

 四方八方に、伸びやかに広がった彼岸花の雄蕊。神様の作り出す造形は、見事としか言いようがありません。

 気づかないうちに茎を伸ばし、突然に花を咲かせる彼岸花。まだしばらくは、あちこちに咲いて目を楽しませてくれそうです。