フォト・ライブラリー(471)宇部・小野田〜秋の風景2

宇部・小野田〜秋の風景2

 前回に引き続き、宇部・小野田の秋の風景をお届けします。まずは、日本夕陽百選の一つである山陽小野田市、焼野海岸の夕景から。

 夕暮れのオレンジ色に包まれた海辺。寄せては返す波の音が、心の凝りを解きほぐしてくれます。

 オレンジ色に染まった空と、北九州の山々のシルエット。沖を行く船は、これからどこへ向かうのでしょう。

 日没直後の風景。地球の美しさを、改めて実感させてくれる景色です。

 焼野海岸のモニュメントが、夕焼けの空にシルエットを浮かべていました。

 冷え込んだ日の朝、老人ホームでのミサを終えて庭に出ると、芝生が白く光っていました。近づいてみると、光っていたのは、芝生にびっしりついた朝の露でした。

 色づき始めた木の葉の上にも、きらきら光る朝の露が。まるで水晶のような輝きです。

 花壇で満開を迎えているマリー・ゴールドにも、朝の露がびっしりついていました。いつもより、一段ときれいです。

 秋の七草の一つ、女郎花(オミナエシ)もかわいらしい花を咲かせていました。女郎花は、解熱効果を持つ薬草でもあります。

 教会の片隅で、蔦の葉が真っ赤に色づき始めました。小さな秋の風景です。

 教会の裏手を流れる真締川の河原で、ススキが秋の風に揺れています。穂が開いて、いまが見ごろです。

 日本の秋の野辺を代表する花、ノコンギク。小説『野菊の墓』の野菊は、この花のことだとする説もあるそうです。

 教会の庭で、真っ赤に色づいたピラカンサの実。ときおり小鳥が来てついばんでいます。

 焼野海岸の今日の夕焼け。午前中は刑務所での講話、午後は高校での特別授業と、今日もあちこちを駆けずりまわる1日でしたが、この景色を見るとすべての疲れが吹き飛んでしまいます。

 やさしいピンク色に包まれた焼野海岸。今日は干潮で、あちこちに潮だまりができていました。

 真っ赤に染まった夕暮れの空に、北九州の山々がぼんやりとシルエットを浮かべています。明日からは、蒜山高原で広島教区司祭研修会に参加。ちょっとのんびりできそうです。