江汐公園の鳥たち
幼稚園からの帰り道、いつものように江汐公園に立ち寄って散歩していると、茂みから青い鳥が飛び出してきました。雄のルリビタキです。
ヒタキ類の特徴である、丸いお腹がかわいらしいルリビタキ。滅多に出会うことができない珍しい鳥です。
こちらはジョウビタキの雄です。グレーの頭に黒い羽、オレンジ色のお腹。これはこれで、とてもかっこいいですね。
こちらはジョウビタキの雌。小枝にとまって、餌を探しているようです。
正面から見たジョウビタキの雌。まるで、ぬいぐるみのような可愛らしさです。
ひょうきんな顔であたりを見回しているヤマガラです。黒い頭に白い顔、そしてオレンジ色のお腹。鳥たちは、どれもみなすばらしいファッションセンスですね。
背伸びをして餌を探しているヤマガラ。身体が細長くなって、まるで森の小人か宇宙人という感じです。
木の上からトントントーンと、木をつつく軽快な音が聞こえてきました。真っ赤な頭に緑色の体のキツツキ、アオゲラです。
地面に降りて餌を探しているミヤマホオジロの雄。この公園では、スズメよりも多い鳥です。
しばらく歩くと、またどこかからトントントーンと軽快な音が聞こえてきました。今度はコゲラ。日本で一番小さなキツツキです。
森の中で、エナガの群れに遭遇しました。この季節は、5-6羽程度で群れを作って行動していることが多いようです。
まんまるな体がかわいらしいエナガ。体重はわずかに8gで、日本で二番目に小さな鳥です。
葦原から流れ出す小川のほとりで、カワセミと出会いました。このカワセミは、いつもこの場所で魚を待ち伏せしています。
英語ではkingfisherと呼ばれるカワセミ。魚を狙っている目の鋭さは、まさにハンターそのものです。
身近なところに、まるで鳥類図鑑のような大自然が広がっている宇部・小野田地区。毎日の散歩が、楽しみで仕方ありません。