やぎぃの日記(45) 合同堅信式


 昨日、三宮の神戸中央教会で、神戸東ブロックの合同堅信式があった。大阪大司教区は8つの地区に分かれて統治されており、地区はさらにいくつかのブロックに分けられている。神戸地区に属する神戸東ブロックは、神戸中央教会、住吉教会、六甲教会の3教会で構成されている。そのブロックで合同堅信式があったのだ。
 六甲教会からの24名を含めて、50人近い人たちが堅信を受ける大きな式だった。主司式は、教区長の池長潤大司教がして下さった。わたしも共同司式司祭の1人として参加し、福音朗読をさせて頂いた。司祭の席から見る聖堂は、ステンドグラスを通して注がれる色鮮やかな光に満たされていた。堅信を受けた人たち一人ひとりの顔も清らかに輝いていたし、代父母や参列者の皆さんの顔も喜びに輝いていた。聖霊の恵みが聖堂一杯に注がれていることがはっきりと見て取れた。そんな聖堂で、大司教様の隣に立ってミサを立てさせていただいたことは、本当に大きな恵みだった。
 この式が主任司祭代行としての最後の大きな仕事になった。今日、新しい主任司祭である松村神父様が六甲教会に無事着任され、わたしは重い責任から解放された。インフルエンザ騒動を初めとして、ほんとうにいろいろなことのあった1ヵ月だった。毎日、不安の中で神に祈り続けた1ヵ月だった。なんとか無事にやりとげられたのは、信徒の皆さんや共同体の神父様方が助けて下さったからに他ならない。皆様、本当にありがとうございました。
※写真の解説…合同堅信式の様子。撮影・六甲教会教会学校