フォト・レポート(27)Sapang Palay 2010-Ⅲ


スラム街の中の道は迷路のように入り組んでいますが、生まれたときからこの街で暮らしているネンの後についていけば安心です。

井戸水を汲んでいる女性と出会いました。サーパン・パライの大半の場所には水道と電気が通っていますが、まだ井戸も健在のようです。

台風などの影響であちこちの斜面が大きく浸食されていました。この崖のすぐ近くにも家があり、さらに浸食が進むと危険です。環境問題と言えるでしょう。

今回は6家族を訪問しましたが、その最後の家で撮ってもらった記念写真です。わたしの右の女性はかつて福岡で働いていたそうで、片言の日本語が話せます。