2010年12月11日(日)マリコン村
棚田の中をうねうねと曲がりながら進んでいくあぜ道です。外国人にはなかなかな難しい道ですが、現地の人たちは頭に荷物を載せてすいすいと歩いていきます。
お手伝いでしょうか、小さな子どもたちも荷物を担いであぜ道を行き来していました。きっと足腰が強くなるでしょうね。
一体何段あるのか、数えきれないほどに重なった棚田です。この地域の棚田は、石造りの高い壁で作られていることで知られています。一段の高さが3-4mほどあります。
あぜ道をゆく不審な外国人たちを見つけた犬が、遠くから吠えてきました。この棚田は、彼らの縄張りのようです。
四方を棚田に囲まれた丘の上の小学校です。ありえないような場所に建てられていますが、これもフィリピンの教育行政の熱意を示すものでしょう。
1月の田植えを前に、どの棚田にも満々と水が張られていました。どうやってすべての棚田に水を送っているのか、それも不思議なことです。