フォト・レポート(45)マリコン村Ⅲ


農作業を終えて、昼食のために村に帰っていくご婦人たちです。きっと朝早くから働いていたのでしょうね。

棚田の壁を補修しているお百姓さんたちの姿もあちこちで見かけました。崩れないよう、丁寧に一つ一つの隙間を塞いでいくのは大変な作業だと思います。

田んぼには日本と同じでタニシがたくさん住んでいました。

ティト神父が真剣な表情で細いあぜ道を渡っていきます。彼の身長は1m70㎝くらいですから、この辺りの棚田の壁は高いところだと5mくらいありそうです。

子どもたちが、田んぼの中を泳いでいる小魚を捕まえようとしていました。

よく見ると小魚が何匹か映っているのですが、わかるでしょうか。「モスキート・カープ」と呼ばれている魚で、この辺りの田んぼにたくさん住んでいます。不思議なのは、一体どころからこれだけたくさんの小魚がやってきたのかということです。