フォト・レポート(64)福島から3


今は穏やかに静まり返った小名浜の海です。この海が何千、何万もの人々の命を奪ったとは信じられないほどです。
小名浜港にて、カルカッタで「神の愛の宣教者会」のシスターから預かってきた「不思議のメダイ」を海に投じているところです。聖母のとりなしによって、津波にのまれた人たちの苦しみが癒されますように。

福島市内にある「桜の聖母短期大学」の旧修道院です。同校の敷地内では、幼稚園とこの旧修道院が大きな被害を受けたそうです。

同校の学長代行、Sr.柴田が撮影した旧修道院の屋根の被災状況です。残念ながら、もう取り壊すしかないとのことでした。

震度5強の余震の翌朝の二本松市です。安達太良山の上には、いつもと同じ青空が広がっていました。智恵子抄に「ほんたうの空」とうたわれた青空です。