フォト・レポート(68)ナボタスの友人たち4


ナボタス滞在中にホームステイさせてもらったバロン家です。築50年以上で、この辺りでは一番古い家だとのことでした。海岸部のスラムまで、歩いて2分ほどの距離です。

バロン家の窓には、ガラスの代わりに貝殻の板がはめられています。ガラスが貴重で手に入らなかった時代には、ガラスの代わりに貝殻を使っていたのだそうです。

バロン家の食卓です。このときのメニューは、スペイン風のジャガイモオムレツでした。とてもおいしかったです。1階は別の家族に貸しているので、この部屋がバロン家の居間であり、食堂であり、寝室です。

フィリピンでは、朝食に「パン・デ・サル」と呼ばれるパンを食べます。バロン家のすぐ近くにパン屋さんがあったので、毎朝できたての温かい「パン・デ・サル」を食べることができました。イエズス会修道院で食べる冷えた「パン・デ・サル」の10倍くらいおいしかったです。

バロン家から歩いて2分ほどの海岸沿いに、子どもたちが遊ぶ広場がありました。狭い場所ですが、バレーボールや釘刺し、おはじきなどをして遊ぶ子どもたちでいつも大賑わいでした。