神戸の桜2012〜王子公園・後半
9時の開門と同時に、動物園の中に入ってみました。運動公園の桜もかなりのものでしたが、動物園の中はまるで桜の大洪水でした。
桜の枝のあいだから、可愛らしい動物の顔のゴンドラがついた観覧車が見えます。王子動物園の名物です。
満開の桜の下で、ゾウがのんびりと散歩していました。ゾウも、ゾウなりに春の到来を感じているのでしょうか。
カバ舎の隣でミモザが黄色い花をつけていました。ピンクと黄色、どちらも命の力を感じさせ、心を励ましてくれる色ですね。
さすがの王子動物園も、平日の朝早くにはほとんど訪れる人がいません。子ども連れや老夫婦、若いカップルが、思い思いに春のひと時を楽しんでいました。
パンダはちょうど朝ごはんを食べているところでした。どう見ても堅そうな笹ですが、パンダは茎ごとおいしそうに食べてしまいます。
動物園の壁から、桜が外にはみ出していました。会社に通うサラリーマンや、登下校中の学生たちが、ときおり立ち止まってはケータイで写真を撮っていました。このあまりにも美しい一瞬を、いつまでも留めておきたいのでしょう。
