広島の桜と鳥たち
春爛漫の広島平和記念公園。聖香油ミサが始まる前に、のんびり散策しました。
桜の蜜は、すずめたちの大好物。あちこちで、すずめが花を突いています。
嘴が太くて、花の中にある蜜をうまく吸えないすずめ。花を豪快に引きちぎって、根元から蜜を吸っています。咲いたばかりの桜の花が、そのままの形でポトリと落ちてくるのは、実はすずめたちの仕業です。
桜の枝にとまったすずめ。満開の桜に囲まれて、幸せそうな顔をしています。
桜の花の中に隠れたすずめ。蜜を求めて辺りを見回しています。
桜の枝にとまったすずめ。お腹がいっぱいになって、今度はお花見でしょうか。
花の中から顔を出したすずめ。桜のピンクが、なかなかよく似合っています。
枝にとまったすずめ。「蜜はあるかなぁ」と、桜の花をじっと見ています。
元安川沿いの桜並木。遠くには原爆ドームが見えています。
桜並木を行き交うたくさんの人たち。外国からの観光客も多いようです。
満開を迎えた、世界平和記念聖堂の枝垂れ桜。ちょっと濃いピンクの花びらが印象的です。
大きな木ではないのですが、花の数が多いのでボリューム感たっぷりです。
背景に見える十字架は、現在、改修工事中の世界平和記念聖堂。桜の花がよく似合っています。
縮景園では、メジロたちが桜の花の蜜を吸っていました。
桜の枝にとまったメジロ。メジロの緑色は、どんな花にもよく似合います。
細長いくちばしに、黄色い花粉がたくさん。メジロは、花に嘴を射しこんで蜜を吸います。
最後に、すずめとメジロの蜜の吸い方の違いを比べてみましょう。すずめは豪快にもぎとって根元から、メジロは上品に嘴を射しこんで中から蜜を吸います。
梅から始まって、桃、スモモ、寒桜、桜と続いた花木の開花シーズンも、これでひと段落。鳥たちは、いよいよ子育てのシーズンに入ります。