「マザー・テレサに学ぶキリスト教」第6回〜「ベナレスからの手紙」を読む(1)


マザー・テレサに学ぶキリスト教」第6回〜「ベナレスからの手紙」を読む(1)
 前回、1946年9月10日にダージリンへ向かう列車の中でマザーに起こった出来事が「イエスの渇きとの出会い」としか言いようがない神体験であり、激しく渇く神の愛を強烈に実感する体験だったことを確認しました。
 1993年3月、教皇ヨハネ・パウロ二世が行った「イエスの渇き」についての説教を読んだのをきっかけに、マザーは9月10日に起こった神体験の内容をシスターたちに伝えるため、ヒンドゥー教の聖地ベナレスで長文の手紙を書きました。「ベナレスからの手紙」と呼ばれ、マザーの霊的遺言状とみなされている手紙です。今回から3回にわたって、この手紙を読み進めながら「イエスの渇き」とは何かを考えてゆきたいと思います。
★今回のレジュメはこちらからPDFでダウンロードできます。⇒金曜講座・第6回「ベナレスからの手紙」を読む(1).pdf 直