山上の楽園、琵琶湖箱館山の百合園〜後半
箱館山は、冬はスキー場としても有名。スキーのロッジが、夏の間はそのままお土産物屋さんになっています。
ひときわ赤く染まった1本の百合。数十万の百合たちをバックにして、とても豪華な演出です。
お伝えできないのが残念ですが、吹き抜ける高原の風には甘い百合の香りがしました。
百合畑の中を、小さな女の子が歩いてゆきます。まるで百合の精のようです。
すべての斜面が色とりどりの百合で埋め尽くされた夏の箱館山。この丘の向こうに、さらに広大な百合畑が広がっています。
スキー用リフトの下の斜面にも、無数の百合が植えられています。リフトに乗って上から眺めるのもまた一興のようです。
百合たちの向こう側に琵琶湖が見えます。湖の中ほどに小さく見える島影は、「琵琶湖周航の歌」でも有名な竹生島です。
百合の花がたくさん植えられている、いわゆる百合園には何か所か行ったことがありますが、これだけ環境に恵まれた百合園は初めてでした。神戸から電車でわずか2時間のところに、こんな世界が広がっているなんて、また一つ関西の奥深い魅力に触れた気がします。
