フォト・ライブラリー(302)カトリック六甲教会〜ある夏の日2

カトリック六甲教会〜ある夏の日2

去ってゆく夏を惜しんで、六甲教会のある夏の日を写真で振り返ってみました。

もこもことした真っ白な夏の雲が、教会の上をゆっくりと通り過ぎてゆきます。

庭に植えられた桜の木々には、たくさんの蝉の姿が。ミーン、ミーンと力の限りに鳴く声が、聖堂の中にさえ響いてきます。

この日は朝から、小聖堂で毎年恒例の「聖書朗読リレー」が行われていました。信者さんたちが交代で、1日かけて新約聖書を読みます。

聖堂のステンドグラスが、床に美しい模様を描き出していました。

夕暮れ時の六甲教会。鐘楼の上に、オレンジ色に輝く美しい雲が現れました。

ふと東の空を見ると、小さな虹が。まるで、未来へと続く希望を表しているかのようです。

夜、西の空に見事な半月が現れました。こんなにごつごつした巨大な物体が、落ちてくることもなく空に浮かび続けているなんて、神様のなさる業の不思議さを改めて思わざるをえません。神の恵みに満たされた、一つの偉大な季節が終わろうとしています。