秋の六甲山5〜カトリック六甲教会とイエズス会神戸修道院
六甲山の麓、六甲登山口交差点のすぐ近くにあるカトリック六甲教会と、教会から100mほどのところにあるイエズス会神戸修道院の紅葉をご紹介したいと思います。まずは、色づき始めた街路樹と教会の鐘楼です。
色づき始めた桜の葉。真っ赤になる前の、オレンジ色と緑が混じったこのくらいの色あいもきれいです。
こちらはすっかり赤く色づいた桜の木。秋風に揺れて、まるでゆらめく炎のようにさえ見えます。
玄関前の桜の木と小聖堂の十字架です。澄み渡った秋の空に燃え上がる、信仰の炎という感じです。
教会から修道院に行く途中の民家の庭先で赤い実を実らせた南天。これも秋らしい景色ですね。
イエズス会神戸修道院の秋は、なんといっても欅の紅葉。木によって黄色くなったり茶色くなったり様々ですが、それぞれに美しく庭を彩ってくれます。
こちらは茶色く色づいた欅の木。太陽の光を浴びて光り輝いています。
先に行くにつれて細かく枝分かれしていく欅の特徴的な形は、関東でもよく見かけます。埼玉生まれのわたしにとっては懐かしい木です。
柿の葉も真っ赤に色づきました。柿の渋みが染み込んだような、そんな色に見えます。
普段から教会や修道院はわたしたちが神と出会う場ですが、この季節には紅葉の美しさを通してより一層神の存在を身近に感じられるような気がします。秋は、この世界と「神の国」が一番近づく季節かもしれませんね。