2013年の初日の出
新年、明けましておめでとうございます。皆様方からの応援に支えられ、このブログを今年も続けられることを心から感謝したいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。2013年の始めにあたって、まずは初日の出の写真をお届けしたいと思います。今朝、まだ暗いうちに教会を出て、灘円山公園まで初日の出を見に行ってきました。
神戸から見ると、初日の出はちょうど関西国際空港の上あたりに出ます。「りんくうタウン」の高層ビルが目印。その辺りをじっと見ながら、太陽が顔を出すのを待ちます。
ようやく2013年初の太陽が、山の端に顔を出しました。見物に集まったたくさんの人たちから口々に「うわーっ」、「きれい」、「すごい」と感嘆の声が上がります。自然の偉大さに圧倒されながら、厳粛な気持ちで新年が始まってゆきます。
真っ赤に染まった雲の中を、太陽が少しずつ登ってゆきます。雲の移動に伴って太陽の見え方も刻一刻と変化しました。宇宙規模で広がってゆく、壮大な絵巻物を見ているようでした。
ゆっくりと登ってゆく太陽を眺めながら、ふと「今年はいったいどんな年になるのだろう」と思いました。放射能汚染や経済の悪化など先が見えない日本の社会に、キリストの光が太陽のように輝いてくれるよう願わずにいられませんでした。
オレンジ色の朝の光が差して、神戸の街が輝き始めました。新しい1日、新しい1年の始まりです。
海と山のあいだにびっしりと建てられた家、家、家。その一軒一軒にそれぞれの人間模様があり、物語があります。すべての家にキリストの光が届きますように。
雲のあいだに、太陽が姿をあらわました。不安や心配の雲の向こう側に隠れた太陽の輝きを信じて、今年一年の歩みを始めたいと思います。今年も、皆さんの上に神様の祝福が豊かにありますように。