ベトナム視察旅行5〜ホーチミンの夜景など
ベトナム視察旅行の写真報告も、今回で最後。ホーチミンの街の様子と、サイゴン川からの夜景をお届けしようと思います。まずは、旧南ベトナム政府の大統領官邸です。今では統一会堂と呼ばれているこの建物、庭には1975年のサイゴン陥落のときに攻め寄せた戦車がそのまま飾ってあります。
こちらは戦闘機。ベトナム戦争の様子を、今に伝えています。この戦争で、南北あわせて数百万の人々が犠牲になったと言われています。
自由化によって飛躍的な経済発展を遂げたベトナム。案内してくれた神父さんが、「今から思えば、あの戦争はいったいなんだったのか」と言っておられたのが印象的でした。
街の食堂。インドやタイなどと比べるとベトナムの食事はそれほど辛くありませんから、日本人の口にも合いやすいようです。
昼下がりの街角の風景。商売を忘れて長話でしょうか。まさに平和そのものといった感じがします。
こちらは、現在の政府の建物。正面の銅像は、この市の名前の由来になっている革命家、ホーチミンです。
旅の最後は、夜のサイゴン川クルーズ。街の中心部を流れる川のほとりに、何隻ものレストラン船が係留されています。
ベトナムの伝統的な音楽を聞きながらの晩御飯。演奏者たちは、伝統衣装のアオザイを着ています。とてもやさしい音色でした。
ベトナム風の鍋料理。真ん中の鍋の部分に野菜を落し、ゆでて食べます。とても合理的ですね。
食事が終わる頃、船がゆっくりと動きはじめます。サイゴン川クルーズの始まりです。
色とりどりの光が映る水面。眺めているうちに、夢の中へと誘い込まれていくようです。
中心部から遠ざかるにつれて、街の全容が姿を現してきます。
七色の光に包まれた夜のホーチミン市。昼間とはまた一味違った美しさです。
こうして、5日間のベトナム視察旅行が終わりました。短い間でしたが、たくさんの出会いを通して、たくさんのことを学ばせてもらった気がします。個人の力ではどうにもならない大きな時代の流れに翻弄されながら、神にすべてを委ねる信仰を身に着けたベトナムの人々。これからも、たくさんのことを学ばせてもらいたいと思います。
