大阪城公園の鳥たち2014〜スズメの王国
最近、街中であまり姿を見かけなくなったスズメですが、大阪城公園にはいつも何百匹ものスズメたちが群れ飛んでいます。今回は、スズメたちの日常生活をご紹介したいと思います。
松の枝から大きな声で鳴いているスズメ。ちょこんと飛び出した舌がかわいらしいですね。
団子のように丸まって毛づくろいをするスズメ。この姿勢なら暖かそうです。
茂みの中から顔を出したスズメ。スズメの大きな群れが、茂みの中にすっかり隠れていることもあります。
駐車場の片隅にできた水たまりで、何十羽ものスズメたちが一斉に水浴びを始めました。昔テレビでやっていた『野生の王国』の一場面を髣髴とさせるような光景でした。
大喜びで、水たまりの中をぴょんびょん駆け回るスズメたち。このところまとまった雨が降っていないので、待望の水浴びだったのでしょう。
顔からザブンと水につかります。寒さのせいか、ちょっと腰が引けているかもしれません。
大喜びでジャンプするスズメ。そのまま大きくしたら、いまはやりの「ゆるキャラ」になりそうです。
辺り一面に水しぶきを飛ばしながら、入念に体を洗っていきます。羽をきれいにしておかないと、カラスなどに追いかけられたときに全速力で飛べなくなりますから、スズメたちも真剣です。
顔を洗ってすがすがしい表情のスズメ。やっぱり気持ちがいいのでしょうね。
灌木の上に密集したスズメ。何かあやしい気配を感じると、こうして一ヶ所に固まって当たりの様子をうかがいます。
「市民の森」の砂地で、スズメたちが一斉に砂浴びを始めました。水浴びと同じく、羽をきれいにするためです。
顔を思い切り砂のなかに突っ込んだスズメ。水に顔をつけるのと同じことなのでしょう。
暖かな太陽を浴び、大好きな砂浴びをしてとても幸せそうなスズメ。神様の恵みが豊かに注がれています。
スズメたちの後を追いかけていると、本当に次々と思いがけないことが起こります。同じ目線に立つことで、彼らの喜びや苦しみが少しわかったような気がします。一羽のスズメにさえこれほど豊かな愛を注いでくださる神に感謝。
