フォト・ライブラリー(373)大阪城公園のスズメたち

大阪城公園のスズメたち

青葉が生い茂る5月の大阪城公園で、スズメたちの日常生活を覗いてみました。まずは、お散歩中のスズメ。きれいに咲いたタンポポの前で立ち止まりました。

うっそうと生い茂るジャングルのような雑草。中に餌が隠れているかもしれません。

仲間たちを呼んで、一緒に餌探しに出発です。

スズメの幼鳥が、枝にしっかりつかまって仲間たちの行方を追っていました。まだ黄色いくちばしとずんぐりした体形、かわいらしいですね。

気持ちのよさそうな砂場を見つけたスズメが、たまらずにダイビング。砂浴びの時間です。

仲間もやって来て、2匹でうれしそうに砂浴びをしています。遊んでいるようにも見えますが、体から寄生虫を取り、飛翔能力を万全に保つための重要な日課です。

砂浴びに疲れたのか、砂の中に折り重なって横たわる2羽のスズメ。とぼけた表情がかわいらしいですね。

枝にしっかりつかまって、辺りを見回すスズメ。野鳥の風格がただよっています。

若いスズメが3羽、並んで木の枝に止まっていました。黄色が残った嘴と、まだ黒くなり切らないの頬の模様が若鳥の特徴です。

戯れるかのように枝から枝へと飛び回っていたスズメ。はしゃぎすぎて、木から落ちてしまいました。スズメがこんなに慌てているところを初めて見ました。

気持ちよさそうに水浴びしているスズメ。羽の汚れを落とすため、真冬でも水浴びしている彼らですが、これからの季節はきっと気持ちがいいでしょう。

土手の斜面で、スズメが砂浴びをしていました。この斜面は、スズメたちの絶好の砂浴び場になっているようです。

砂をかき分けているうちに、どんどん体が潜っていきます。

砂の中から頭だけをちょこんと出したスズメ。これだけ浴びれば、寄生虫もすっかりとれたことでしょう。青葉が生い茂る今の季節、野鳥を見つけるのはなかなか難しいのですが、スズメの姿を追っているだけでも十分に癒されます。「二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない」(マタイ10:29)というイエスの言葉の通り、父なる神に守られた鳥です。