【2014年を振り返って】

2014年を振り返って

2014年もあと数時間で終わろうとしています。この1年の恵みを写真で振り返りたいと思います。まずは、元日に新幹線の車窓から見た赤富士から。

お正月に訪れた鎌倉、円覚寺の池でカワセミと出会いました。新年から富士山と青い鳥で、幸先のいいスタートです。

2月、岡本梅林公園の梅を見に行きました。なんとも言えず優しいピンク色の梅に癒されました。

満開の梅の枝にとまったメジロメジロには梅がよく似合います。

今年も見事に咲きそろった、王子公園の桜。神戸一の桜の名所と言っていいでしょう。

3月、お別れ遠足で淡路島の「花さじき」に菜の花を見に行きました。見渡す限りの丘が、数百万本の菜の花に埋め尽くされていました。

4月、復活祭の後、宇部に引っ越してきました。カトリック宇部教会、北若山教会、高千帆教会の主任司祭としての、新しいスタートです。

5月、修練者のころ以来、十数年ぶりで津和野の乙女峠祭りに参加しました。滴るような木々の新緑が印象的でした。

子スズメたちに餌をやる親スズメ。スズメたちの姿を見て信仰を励まされたという、津和野の殉教者の話を思い出します。

6月、紫陽花寺として有名な、防府阿弥陀寺を訪ねました。しっとりと落ち着いたお寺でした。

小野田の修道院の軒先に、ツバメが巣を作りました。大きな口を開けて「お腹へったー」と大合唱しています。

7月、宇部市の郊外にあるシステム農場「花の海」に、ヒマワリを見に行きました。数十万本のヒマワリが咲き誇る、山口でも屈指のヒマワリ畑です。

8月、韓国で行われたアジアン・ユース・デーに参加しました。若者たちの熱い信仰に圧倒された日々でした。フランシスコ教皇にもお目にかかることができました。

9月、福島市にある桜の聖母大学の市民講座「福島復興講座」でお話しするため、福島に行きました。原町駅から見た常磐線の線路は、復興への遠い道のりを象徴しているようでした。

美祢の刑務所に向かう途中で見かけた彼岸花。美祢には、豊かな自然と人間が共に暮らす里山がたくさん残っています。

10月、広島教区の司祭研修会で、蒜山高原を訪ねました。これは展望台から見た大山です。

さまざまな色が入り混じった蒜山高原の紅葉。「七色モミジ」と言っていいでしょう。

山陽小野田市にある焼野海岸の夕景。訪れるたびに、地球の美しさを実感させられる場所です。

山陽小野田市を流れる有帆川の河原で、とても美しいコスモスと出会いました。車を止めて撮影です。

11月、久しぶりのお休みを利用して、宮島に行ってきました。さすが日本を代表する紅葉の名所、錦秋という言葉を思い出させる見事な紅葉でした。

寒さが厳しくなるにつれて、カトリック宇部教会の庭には小鳥たちの姿が増えてきました。紅葉した梅の木にとまったウグイスです。

教会の庭の椿の木に、毎日やって来るメジロ。顔が花粉だらけです。

12月、大寒波の襲来で、寒そうにしている庭のスズメ。無事にこの冬を乗り切れるよう祈ります。

そして、新しい任地での初めてのクリスマス。温もりに満ちた、本当にすばらしいひと時でした。来年は、いよいよカトリック宇部教会の設立80周年。福島の子どもたちを宇部に迎える年でもあります。1月7日の渡辺和子さんとの対談(放送日程はまた後日)に始まって、あふれるほどの恵みに満たされた年になりそうです。今年1年、ほんとうにありがとうございました。来年も、皆さんの上に神様の祝福が豊かに注がれますように。