長崎・神ノ島巡礼
長崎純心女子高校での黙想指導の後、純心会のシスターたちが神ノ島を案内してくれました。江戸時代に、たくさんの潜伏キリシタンたちが住んでいた地域です。
長崎湾に臨む高台に立つ、カトリック神ノ島教会。明治30年に、宣教師のデュラン神父によって建てられたそうです。
ステンドグラスから、やさしい光が射し込むカトリック神ノ島教会の聖堂。迫害を乗り越えて伝えられた、長崎の信仰の重みを感じます。
長椅子に、ステンドグラスの光が当たっていました。
教会の窓から見える高鉾島。1617年に、神父を匿った2人のキリシタンが、この島で処刑されたとのことでした。
岩場で、親子が釣りをしていました。穏やかな陽光が、海に反射してきらきら輝いています。
長崎湾に面して建てられた、大きな聖母像。長崎湾を行き来する船を見守る「岬の聖母」です。
岩の上に建てられた聖母像。右奥に見えるのは、長崎湾を横断する女神大橋です。
陽だまりでじゃれ合うネコたち。小さな港町の、のんびりとした昼下がりです。
神ノ島の近くにある、木鉢教会にも立ち寄りました。もともとは、神ノ島教会の巡回教会だったそうです。
ステンドグラスから、色とりどりの光が射し込む聖堂。祈りの雰囲気に満ちています。
ちょうど太陽の角度がよったのか、十字架が美しい色彩で飾られていました。神の恵みを感じます。
最近、発見されたばかりというキリシタン墓地。神父がいない間も、250年にわたってキリスト教信仰を受け継いだ人々のことを思って、胸が熱くなりました。短い時間でしたが、とても充実した巡礼をさせて頂きました。シスター方のご協力に感謝。