相楽園のツツジ
相楽園でツツジが満開を迎えています。この庭園は県下でも屈指のツツジの名所ですが、兵庫県庁のすぐ近く、町の中心部にあります。
ここのツツジの特徴は、一株一株がとても大きいこと。うっそうと生い茂る樹木の間に、鮮やかな赤やピンク、白の花が輝いています。
モミジの木も多く、新緑が目に鮮やかに飛び込んできます。
この木はどういうわけか一つの株に赤と白、2色の花が咲いていました。そういう種類なのか、それとも二株が絡み合って咲いているのか?
相楽園はかつて、小寺家という富豪の個人宅だったそうです。市の一等地にこれだけの土地を持っていたなんてと思って調べてみると、小寺家は、神戸が開港する前、三ノ宮がまださびしい農村だったころに土地を買い占めて富豪になったのだそうです。納得。
ひときわ鮮やかな、まるで燃え上がるように真っ赤なツツジです。
帰り道、新神戸駅の近くにあるツツジの花壇にも寄ってみました。相楽園のような庭園美はありませんが、これはこれできれいですね。今、神戸の街は情熱的なツツジの花たちに彩られています。