2万本のツツジに彩られた宇治、三室戸寺〜後半
薄暗い杉木立の向こうに、色鮮やかなツツジの花が輝いています。コントラストがきれいですね。
境内には「シャクナゲの谷」と呼ばれる場所もあります。赤や白、ピンクのシャクナゲが咲き競っていましたが、これはちょっとめずらしい紫のシャクナゲです。
モミジの新緑に、真っ赤なシャクナゲの花が映えていました。
大きくて贅沢で、何か女王様の王冠のような感じがします。
「シャクナゲの谷」から、またツツジに埋め尽くされた丘に戻ってきました。薄暗い谷から出てくると、花々が一層まぶしく見えます。
満開のツツジはとても美しく、たとえ数本であっても何枚も写真に撮ってしまうのに、2万本ともなるともうきりがありません。角度を変え、構図を変えて、何百回シャッターを切ったことでしょう。
立ち去りがたかったのですが、久しぶりに平等院も見たかったので撮影を切り上げることにしました。すばらしいお天気にも恵まれ、神様の愛を全身で満喫した一日でした。