フォト・ライブラリー(276)初夏の六甲山高山植物園〜前半

初夏の六甲山高山植物園〜前半

先日、久しぶりに六甲山高山植物園に行ってきました。様々な高山植物が一斉に開花する6月は、高山植物園のベストシーズン。エーデルワイスアルペンローゼ、コマクサなどおなじみの高山植物や、めずらしい「ヒマラヤの青いケシ」など色とりどりの花々が出迎えてくれました。

エーデルワイスは、アルプスの岩場を再現したロックガーデンに植えられています。「高貴な白」を意味する名前の通り、とても気品のある姿ですね。

同じロックガーデンに、コマクサも咲いていました。こちらも、「高山植物の女王」と呼ばれる花。近寄りにくい岩場で、孤高の美しさを誇っています。

ロックガーデンの真ん中でアルペンローゼが真っ赤な花を咲かせていました。エーデルワイス、エンツィアンと並んで「アルプス三大名花」と呼ばれるアルペンローゼ、小ぶりのツツジといった感じの花です。

こちらも岩の間に咲いた美しい花。ジプソフィラ・レベンスという名前だそうです。岩場が一気に明るくなる色ですね。

岩場でかなり変わった形の植物を見つけました。チングルマという花の実だそうです。

これは、フロックス・ニバリスという花。袋状の花びらがかわいらしいですね。