東京駅のライトアップ
上尾からの帰り道、東京駅で新幹線に乗り込む前に、ライトアップされた東京駅の周りを散策してみました。
今回のライトアップは、東京駅が大正初期に建てられたときの元の姿に復元されたことを記念するもの。太平洋戦争の際に失われた南北のドームと、駅舎の3階部分が元通りの形になったそうです。
きっとわたしと同じように、帰省途中の乗り換えを利用して見学する人が多いのかもしれません。たくさんの人がライトアップされた駅舎を見上げ、写真を撮ったりしていました。
背後に見える高層ビルと、大正初期の形に復元された東京駅のコントラストが、なんとも不思議な雰囲気を醸し出していました。
東京駅のすぐ近く、丸の内仲通りがイルミネーションで飾られていました。毎年恒例の行事です。
うっすらと黄色のまじったLEDの光。「シャンパンゴールド」と呼ぶのだそうです。丸の内らしい上品な名前ですね。
たくさんの人々が、それぞれの思いを抱きながらこの美しい通りを歩いてゆきます。まるで映画の一シーンのようでした。
見事に修復されたドームの内壁。これから、この駅で繰り広げられるたくさんの人生のドラマを見守ってゆくことになるのでしょう。ちょっと感傷的な気分にひたりながら、帰りの神戸行きの新幹線に乗り込みました。
