あじさい散歩in神戸市立森林植物園2013
毎年この時期になると必ず出かける森林公園。お目当ては言うまでもありません、関西でも屈指の株数を誇るこの植物園のアジサイです。
園内にはなんと、25品種5万株のアジサイが植えられています。栽培だけでなく研究も行われており、園内には「アジサイ情報センター」まであります。
ピンクの縁取りがかわいらしいキヨスミサワアジサイ。千葉県の清住山が原産地であることからこの名前がついたそうです。
花びらの青と紫、そして葉っぱの緑が作り出す色彩の世界。まさに「美は細部に宿る」ですね。
前日まで雨が降っていたせいか、どのアジサイも生き生きと輝いて見えました。ちなみに、アジサイは英語でhydrangea。「水の器」という意味です。
とても深くて魅力的な紫のアジサイ。一口に紫や青と言っても、品種ごとに少しずつ色合いが違うようです。
まるで空の青さを映し出したかのようなブルーのアジサイ。吸い込まれそうになります。
きれいに並んだガクアジサイのひし形の花。7人姉妹というところでしょうか。
長谷池の水面は、スイレンとコウホネにびっしりと覆いつくされていました。水上の花畑です。
水上の花畑の幻想的な風景。1年のうち、この時期にだけ長谷池が見せてくれる表情です。
元気よく咲いたスイレンの花。花びらの広がり方がとても美しいですね。
駐車場の近くにある北苗園で、真っ赤なアジサイと出会いました。アルカリ性の土壌では、ピンクのアジサイが真っ赤に変わるそうです。
こちらは優しいピンクのアジサイ。同じ場所に、ピンク、白、青が混じって咲いていました。
めずらしい色のアジサイ。「神戸1号」という名前が付けられていました。きっと品種改良の結果生まれたアジサイなのでしょう。
「神戸1号」の花びら。名前に恥じない美しさです。ちなみに、アジサイは神戸市の花でもあります。
ピンクやブルーもきれいですが、純白のアジサイにも惹かれます。清楚な美しさですね。
色づきかけている途中のアジサイ。このくらいの時期のパステル・カラーもいいですね。
今年はなかなか雨が降らず、アジサイがみな干からびてしまうのではないかと心配していましたが、神様はちゃんと恵みの雨を降らせてくれました。今年もすばらしい美しさを楽しませてくださった神様に心から感謝。