フォト・ライブラリー(395)教会学校キャンプin兎和野2013〜前半

教会学校キャンin兎和野2013〜前半

8月8日から11日まで、教会学校のキャンプで、兵庫県北部にある兎和野高原野外教育センターに行ってきました。大自然の中で過ごした4日間の恵みを、写真で分かち合えたらと思います。

今年も、子どもとリーダー、食事を準備してくださる方々、合わせて約100名での大キャンプ。「ふっこうのかけ橋2013」の一環として、福島から小学6年生の女の子たち2人も参加してくれました。まずは、キャンプ場の方からテントや毛布の使い方などについてのオリエンテーション。熊が出るので、夜、森に近づかないようにという注意もありました。

最初のプログラムは、秘密基地づくりと水鉄砲合戦。まずは、陣地となる秘密基地づくりから。リーダーたちが何日もかけて準備した材料を組み合わせて、各班ごとに思い思いの秘密基地を作っていきます。

毎年恒例の「出陣式」が行われ、いよいよ水鉄砲合戦が始まります。バケツで水をかぶっているのは、高校生リーダーたち。今年も、20人近い高校生たちがリーダーとして参加してくれました。

水鉄砲を手に、広場を駆け回る子どもたち。頭につけている紙を、水鉄砲で破られたら負けです。

立派に出来上がった秘密基地に立てこもって防戦する子どもたちも。この秘密基地は、各班の中でも一番よくできていたようです。

最後は、各班入り乱れての水の掛け合い。人気のあるリーダーに、子どもたちの水鉄砲が集中しているようでした。

楽しく遊んでいるあいだに夕闇が迫ってきました。森の上に現れた、とてもきれいな夕焼雲です。

夜は、肝試しと星空観察会が行われました。一番近い街まで数十キロ離れた兎和野高原は、星空観察の絶好のスポット。吸い込まれそうになる星空です。数えきれないほどの流れ星を見ることができました。

2日目の朝、恒例の「朝のダンス」が発表されました。今年は、「エビカニクス」で子どもたちに大人気のケロポンズの新作、「ブルブルブルドック」です。

森の白樺に、セミの抜け殻がありました。夏の朝らしい光景です。

2日目の主なプログラムは、キャンプ場周辺を使ってのオリエンテーリングです。このキャンプ場は、公営キャンプ場としては西日本一を誇る広さ。各ポイントで待機しているリーダーたちを見つけるのも一苦労です。

チェックポイントの一つ、兎和野の大かつら。樹齢500年と言われる巨木です。

大かつらの根のあいだから流れ出している清らかな湧き水。数百年のあいだ巨木を養い続けた命の水です。

ポイントを探して駆け回る子どもたち。この日は30℃の暑さでしたが、子どもたちは元気いっぱいです。

シオカラトンボが、葉っぱに止まって子どもたちの様子を眺めていました。

疲れて帰って来た子どもたちを待っていたのは、よく冷えたおいしそうなスイカ。夏はやっぱりこれですね。

あるリーダーにサプライズで贈るための歌の練習。そのリーダーが好きな歌だそうです。

時間を忘れて楽しく過ごしているうちに、2日目も暮れてゆきました。空気が澄んでいるせいか、山の夕焼はとてもきれいですね。

2日目の夜は、集会棟で高校生リーダーたちによる劇がありました。テーマは「当たり前を考える」。いつもお弁当を作ってくれるお母さんが急にお弁当を作ってくれなくなり、熱心に授業してくれる先生が授業を放棄し、横断歩道を渡してくれる指導員が仕事をやめてしまったら一体どうなるか。普段、当たり前と思っていることが、実は当たり前ではないということを考えさせてくれる劇でした。