フォト・ライブラリー(403)淡路島コスモス散歩2013〜「あわじ花さじき」から「明石海峡公園」へ

淡路島コスモス散歩2013〜「あわじ花さじき」から「明石海峡公園」へ

淡路島でコスモスが満開を迎えたと聞いて、先週の木曜日に出かけてきました。目指すは島内でも最大規模のコスモス畑がある「あわじ花さじき」と「明石海峡公園」です。

いつもは高速バスで明石海峡大橋を渡りますが、今回は明石港から渡し船に乗りました。白波を蹴立てて、淡路島を目指します。20分ほどの快適な海の旅です。

「あわじ花さじき」に到着。まずは満開のメキシカンセージが出迎えてくれました。

メキシカンセージの別名は、アメジストセージ。確かに、アメジストの澄んだ紫色とイメージが重なります。

広大な敷地には、ソバの畑も作られています。白いソバと赤いソバのツートンカラー。奥の黄色はセイタカアワダチソウです。

近くから見たソバの花。一つ一つは地味ですが、たくさん集まるとなかなかの景色を作り出します。

コスモス畑に入る前に現われるのが、広大なサルビアの花畑。花が少ない夏のあいだ、ずっと咲き続けて訪れる人を楽しませていた花です。秋になってもまだ勢いが衰えていません。

赤、白、紫のサルビア。紫のサルビアは、ブルーサルビアと呼ばれています。

ようやくお目当てのコスモス畑にたどり着きました。園内におよそ70万本のコスモスが植えられています。

ピンクのコスモスの中に、ところどころまっ白なコスモスも混ざっていました。青空目指して元気よく伸びてゆきます。

見渡す限りのピンク色。どの花も、しっかり太陽に顔を向けています。

センセーションがほとんどですが、ところどころレッドベルサイユなどが混ざってアクセントをつけています。

いくつも続くコスモス畑の向こう側には真っ赤なサルビア畑。花好きにはたまらない場所です。

一番海に近い畑には、キバナコスモスが植えられていました。開花が始まったばかりだったので、まだしばらく楽しめるでしょう。

コスモス畑に立っていると、時間が立つのを忘れてしまいます。花の世界に吸い込まれてしまいそうでした。

真っ青な空を、大きな白い雲が流れてゆきます。美しい彩雲も出ていました。

真っ赤なサルビアたちに見送られながら、「あわじ花さじき」を後にしました。コスモスの後、この公園は閑散期に入ります。次に来るのは、きっと菜の花の季節になるでしょう。

次の目的地、「明石海峡公園」にやって来ました。今年のコスモス畑は、イエローキャンバス、オレンジキャンバス、レッドベルサイユを基調としたとてもシックなデザインです。

イエローキャンバスのさわやかなレモン色が、さわやかな秋の風に吹かれて揺れていました。

一輪一輪のコスモスも見事です。こんなに美しい花が何十万も集まっていると考えると、神さまの気前のよさに改めて感動します。

ヨーロッパの庭園風にアレンジされた園内。あずまやが景色にアクセントをつけています。

真っ青な空に向かって咲く一輪のコスモス。わたしも、こんな風に咲けたらいいと思いました。

こちらは、青空向かって高く伸びたパンパスグラス。まるで、空を掃き清める箒のように見えます。

あちこちに秋の気配がただよい始めた園内。もうじき紅葉の季節を迎えます。

モミジバフウが、一足早く美しい紅葉を見せてくれました。けたはずれに大きなスケールの花畑で訪れる人々を楽しませてくれる淡路島。神さまの愛がぎっしりと詰まった、恵みの島です。