東遊園地のスズメたち
東遊園地で行われていた越年越冬炊き出しに通う行き帰りに、たくさんのスズメたちと出会いました。思わず足を止めて見とれてしまうほど可愛らしいスズメたちの姿、写真でお楽しみください。
嘴を使ってメタセコイアの葉を器用に持ち上げ、餌がないかと確かめているスズメ。食料が少ないこの季節、スズメたちも必死です。
木の幹で何かが動いたような気がしたので、じっと見るとスズメがいました。木の幹の色と調和していて、遠くからではほとんど見分けがつきませんでした。まるで、忍法「隠れ身の術」のようです。
陽だまりの砂地に寝そべって、気持ちよさそうに砂浴びするスズメ。スズメは、羽をきれいにするために水浴びと砂浴びをします。
顔を上げてあたりを見まわすスズメ。髪型も決まって、なかなか風格がありますね。
スズメたちが、道路の敷石のあいだに落ちた餌を仲よくついばんでいました。
と思いきや、その中の2羽が突然、餌を巡って喧嘩を始めてしまいました。目を三角にしてジャンプする右側のスズメ、かなり迫力があります。
今度は左側のスズメが反撃。右側のスズメは大きく飛びのきました。少ない餌を巡って、熾烈な争いが繰り広げられます。スズメの世界もたいへんですね。
餌をたくさん食べて、水場に飛んできたスズメ。おいしそうに水を飲んでいます。
飲み終えて「ああ、うまかった」という表情をしているスズメ。よほど喉が渇いていたのでしょうね。
こちらでは、スズメが水浴びを始めました。とても寒い日でしたが、羽をきれいにしておかないと命にかかわります。
大切な習慣とはいえ、ちょっと腰が引けた様子。やっぱり水が冷たいのでしょうね。
羽の中に顔をうずめ、お団子のようになったスズメ。愛嬌のある姿ですが、寒さに耐えるために必死なのでしょう。人間たちの身近で繰り広げられるスズメたちの日常生活、眺めていて飽きることがありません。スズメたちに負けないように、がんばろうと思います。